ドラムバッファロープ(DBR)
スループットを増大するための手法のひとつ。
ロープでバッファを調整し、ドラムでリズムをとり、スピードを調整し、スループットの増大を図るたとえ。
軍隊の行進、The Goolではボーイスカウトのハイキングで例にした。、
ボトルネックになる足の遅い子のスピードに従属させるためロープを使って、他の子を同期させることで、全体のスピードが無駄なく、最大限速く進みます。
ロープがピンとはるとそれ以上のスピードはだせない。ピンとはりすぎるとつまづく原因にもなり、ロープの長さは速度の変動幅分のゆとりが必要となる。
生産プロセスに当てはめると、ボトルネックになる工程に材料不足になることのないようにし、ボトルネック工程の直前に仕掛や材料をある程度バッファとして確保します。ボトルネック工程の生産量の最大化させます。
他の工程では、生産能力があるからといって、生産すると仕掛が増大します。ボトルネックのスピードと同期し生産することで無駄な仕掛がなくなります。
生産ラインへ最初に導入したのは、フォードの自動車組み立てラインのベルトコンベアを連結したことが最初になる。トヨダ自動車は、カンバン方式が導入されロープの役割を果たした。
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ザ・ベロシティ ディー・ジェイコブ スーザン・バーグランド ジェフ・コックス スーザン・バーグランド /ジェフ・コックス ダイヤモンド社 2010-11-12 |
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