ABC活動基準原価計算
ABM活動基準原価管理 とは


ABC
とは、Activity Based Costing の略

「活動基準原価計算」
と和訳されている。
アクティビテイ単位、すなわち業務単位に細かく分類し、その単位のコストを算出することをいう。
 
 

ABMとは、Activity Based Management の略

「活動基準原価管理」
と和約されている。
ABC(活動基準原価計算)の情報をベースに個別分析し、経営資源の最大限有効に活用する経営管理のことをいう。

日本では、財務諸表の作成を目的とした財務会計が中心であり、管理会計を重視してこなかった。その環境から、ABCやABMがあまり話題にされなかったが、アメリカを中心とした先進国では、実務的な採用は、はやくから始まっている。

活動基準原価計算は、単に間接費を配賦する基準を厳密にした会計と思われがちで、スループットの考え方を取り入れているところからは、部分最適ととらえられている面もある。
しかし、ABC(活動基準原価計算)は、間接業務を業務の中身を掘り下げて活動のレベルまで分解し、作業者の個々の時間に単価を乗じて活動ごとにコストを把握することで、活きた見える管理になる。また、業務設計を根本的に見直すことができる。

「本当に価値がある活動で、さらに効率的か」
それをコストで把握するシステムは必要である。 

製造部門では、コスト競争力をつけるため、作業分析が徹底的に行われ、改善効率化してきた。
ところが、ホワイトカラーと呼ばれる間接業務は、製造部門ほどの分析に至らず、まだまだ遅れている。
活動基準管理は、製造から間接業務への展開ともとれる。日本の得意の改善活動の分野である。さらに製造部門でも直接作業以外の間接作業も増加しているため、その範囲も重要である。

日本の製造業の競争力はすごさは、工場での地道なカイゼン活動を通して、高品質で低いコストが実現できたことにある。

・業務が可視化されている。
・定量的に数値で管理されている。
・努力と成果に対して評価のしくみができている
など間接業務についても同じように展開すればよい。

 

注:一般に言う「ABC分析」とは違う